たぬきのぱんやさんにっき

おいしいこと、季節のこと、思うこと

ぱんだぬきは神奈川県厚木市でパン教室をしています。パンを焼くスーパーたぬきを目指して日々奮闘中。中でも、自己肯定感を育むこどもパン教室はライフワークです。ここでは、ぱんだぬきの日常のあれこれを飾らず書き綴りたいと思っています。
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こどもパン教室@ぱんだぬき

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初めてって楽しい 知ってるって嬉しい

こんにちは、ぱんだぬきです。

 

今週は二回、読み聞かせのために小学校へ行きました。

最初は夕方の放課後児童クラブへ。いわゆる学童保育です。

 

学童クラブで読んだ本は

「おむくん とむくん」

 

寺村輝夫さんの絵本です。絵は多田ヒロシさん。

昭和40年の絵本です。

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おそらく絶版、

ぱんだぬきが幼稚園に上がる前おじおばから、

私たち姉妹にプレゼントされた絵本シリーズの一冊です。

あかね書房の本で、選者に川端康成が名を連ねています。

同じシリーズには哲学者の串田孫一氏や谷川俊太郎氏の絵本などあり、

あかね書房、子どもたちのために頑張っていたんだな、

とつくづく思います。

 

少々長いお話でしたが、

おむくんとむくんのケンカが

友達の動物たちからどんどん広がって

大きな戦争になりかけるも

二人の仲直りで戦争も回避できる、

という内容の少々長いお話でしたが

子どもたち、真剣に聞き入っていました。

初めてのお話で、新鮮で楽しかったようです。

 

次は朝の小学校三年生の教室です。 

一冊目は

「あたしもすっごい魔女になるんだ」

 

2004年、ミシェル・ヴァン・セブラン作金原瑞人

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魔女の女の子が魔法を使ってみたくて

口うるさいお母さん魔女に魔法をかけて大変な事になっちゃう、

ちょっと、ディズニーの「ファンタジア」の「魔法使いの弟子

を思い出すようなユーモラスの絵本です。

子どもたちは魔女の子に心を寄せて聞いてくれました。

これも知らない子の多い本のようです。

 

初めての楽しい絵本に吸い込まれていく子どもたちを見ると、

その本の選者として、読み手としての私も、

「ほら、楽しいでしょ、こんな本もあるんだよ」

ととても楽しい気分になります。

 

二冊目は

「ペレのあたらしい服」

 

1976年、エルサ・ベスコフ作、おのでらゆりこ訳

でした。

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「ペレのあたらしい服」は定番絵本で、

幼稚園くらいからどこかで一度は読み聞かせて聞いている子も多い本です。

ペレが自分で飼っているひつじの毛を刈って

おばあちゃんたちや、ペンキ屋さんや、お母さんや、仕立やさんに

 すいてもらい、つむいでもらい、染粉を買ってもらい、

 自分で染め、布に織ってもらい、仕立ててもらって

新しい服を教会に着ていくのです。

何かをしてもらう時にペレは自分でできるお手伝いをします。

自分で頑張って作り上げた服。

生活することって、こういうことなんだな、

と気づかされる絵本です。

 

有名な絵本を読むと必ずと言ってよいほど

「あ、知ってる」という子たちがいます。

読み聞かせを始めたばかりの読み手は

その言葉に動揺する事が多いです。

「もう知ってるから他の本を読んでほしい」

と言われているような気がしてしまうようです。

しかし、子どもたちはその本を知っていることがうれしいんです。

嬉しいから言ってしまうだけ。

夕方家に帰って「あ、カレーだ」という時

「今日はカレーだ、うれしいな」という意味なのと一緒です。

いい絵本は、何度読み聞かせを聞いても嬉しい物です。

 

初めての本は楽しいし、

いつもの本は嬉しい。

大人が小説を読むのとは違うんですよね。

絵本っていいですね。