こんにちは、ぱんだぬきです。
ぱんだぬきはもう15年ほど、
小学校の読み聞かせの会に参加しています。
朝読書の時間や昼休みに、
主に絵本の読み聞かせをしているPTAの会です。
学校から朝の読み聞かせに貰える時間は10分ほど。
絵を子どもたちに向けて、読んで聞かせます。
子どもたちは目を輝かせて絵を見、お話を聞きます。
子どもたちにも、読み手にも楽しい時間です。
ぱんだぬきのパン教室の本棚には
読み聞かせに使う絵本もたくさん置いてありますが、
小さな子ども向けの児童書もおいてあります。
読んでもらう絵本のその先も、物語を楽しむためには
一度に読めてしまう絵本の次の段階の本が必要です。
いきなりハリーポッターではみんな挫折しちゃいます。
ぱんだぬきは絵本の次に読む本、
絵本作家さんによる短めなお話の本が好きです。
おとななら、すぐに読み終えてしまうくらいの
大きなフォントで楽しい挿絵がある本です。
たかどのほうこさん、
きたやまようこさん、
アーノルドローベルさんなど。
途中に用事で呼ばれて中断したり、
続きは明日、としおりを挟む、
そうやって物語の途中から現実へ戻り
また時間が出来たら物語に戻って行く、
そういう読み方をちょっとできるように。
こどもパン教室で、これらの本を手に取って
読んでくれないかな、と置いています。
読み切れなければ貸し出しているのですが、
借りて行く子は少ないのがちょっと残念。
時々、小学校の読み聞かせにも持って行き
短編集から一つ、など朗読して聴かせることがあります。
三学期になるとクラスが落ち着いて来ていて
絵が無くても、お話の世界に入れるようです。
本当は、物語の素話がいいのですけれど
なかなか覚える自信もなくて
こういう児童書の力をかります。
子ども向けの短い本たちですが
大人が読んでも心にしみる言葉に出会います。
読み聞かせで育った子どもたちが、
こういう本を手に取ってくれるようになると良いのに、と思います。