こんにちは、ぱんだぬきです。
近くの高校の正門前に桜と銀杏の並木があります。
その並木の一番端に、大きなユリノキがあります。
画面中央の木がそれです。
この時期、花が咲いています。
これがユリノキの花。
木の上に咲いたチューリップのような大きな花です。
下からはあまりよく見えませんがかわいい花です。
この花がモチーフになっています。
日本のユリノキは明治時代に渡来した一本から。
「明治8、9年頃渡来した30粒の種から育った一本の苗木から明治14年に現在地に植えられたといわれ、以来博物館の歴史を見守り続けている。東京国立博物館は「ユリノキの博物館」「ユリノキの館」などといわれる。」
という文言が添えられているそうです。
厚木の高校の並木のユリノキも、
と思うと感慨深いです。
ユリノキは葉が大きくて、
注意してみないと花は目立ちません。
ぱんだぬきが初めてユリノキの花を見たのは
大学一年生の頃でした。
講義室のある建物の脇に大きなユリノキがありました。
それが何の木かどころか、
そこに木があることも気にしていなかったのですが
3階か4階での講義を終えて階段を降りるとき、
大きな白いかわいい花が沢山視界に飛び込んできました。
初めて見る花でした。
何の花だろう、と表へ出て確かめました。
それがユリノキであることを知りました。
木に名板が付いていてよかったと思いました。
真上から見るユリノキの花の綺麗なこと。
翌年以降、その講義室を使う授業が無く
上から間近に満開のユリノキを見たのは最初で最後です。
建物に沿って立っていないので上からは見られません。
大学のあの建物とユリノキは両方残っているだろうか、
ユリノキを見るたびに思い出します。
いつかまた、満開のユリノキの花を上から見てみたいです。