たぬきのぱんやさんにっき

おいしいこと、季節のこと、思うこと

神奈川県厚木市でパン教室をしています。

こどもパン教室@ぱんだぬき

自己肯定感を育むこどもパン教室がライフワークです。ぱんだぬきの日常のあれこれ、料理、ピアノ、絵本の読み聞かせなどについてを飾らず書き綴りたいと思っています。

それって、ちゃんと比べてる?ゴマと牛乳を比べる。

こんにちは、ぱんだぬきです。

 

昼間、何気なくTVをつけると、

健康食品やサプリメントなどの通販番組や

機能性食品のコマーシャルをやっています。

 

そういうのを見て、うん???と

疑問に思うことありませんか?

 

何を売りたかったのかわかってませんが、

今日小耳にはさんだフレーズは

 

「ゴマと牛乳では

どっちにカルシウムが多いか

知ってますか?」

 

ゲストが口をそろえて

「そりゃあ、牛乳でしょう!」

 

営業マン?が

「いえいえ、ゴマなんですよ!」

 

ゲスト

「え~~~!!!まさか!」

 

営業マン

「100g当たりの牛乳のカルシウムは100㎎」

おなじ100g当たりゴマのカルシウムはナント1200㎎」*1

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そう言っているんです。

まあ、確かに、

単位当たりの量で比べているので正しいし、

私もゴマにカルシウムが多いという印象がなかったので

へえ、と感心しました。

 

でも、ですよ、カサで比べたら

100gの牛乳ってカップに半分。

100gのゴマは1カップ以上になります。

 

写真のすりごまと牛乳は同じ重さです。

このくらいの牛乳は一息に飲めますが

ゴマせんべいやゴマ豆腐を食べても

これだけのゴマは一気に消費できません。

 

ちなみに同じ100g当たりのカロリー

牛乳67kcalに対してゴマ633kcalほど。

 

カルシウム摂取のためにゴマ食べるのが現実的か?

考えちゃいますが、

ゴマのカルシウムを宣伝することを主に考えると

先に上げたような会話が成り立つわけです。

何だかなあ、

だます気満々に見えてしまうのは私だけ?

 

 

他のなにかと比べてこんなに優れている、と

宣伝するのは悪いことではないですが、

TVや新聞広告にありがちな数字のマジックかと思います。

 

二つのものを比べるときには

ものさし(基準)が必要です。

基準を変えると見えてくるものが変わってきます。

 

カサ

重さ

一回に食べる量

一日に必要な量

 

どれで比べているか、

ちゃんとイメージしたいものです。

 

一回で食べる量にしたら、

牛乳は200mlくらい200g、

ゴマは胡麻和えに大さじ一杯くらい使うかな?

大匙一杯で6gだそうです。

 

牛乳200g にカルシウムは200㎎

ゴマ6g  にカルシウムは46㎎

 

これだと牛乳の勝ちですね。

 

 

では、一日に必要なカルシウムはどれくらいでしょう?

5訂食品標準成分表によると30代以上で600㎎。

牛乳なら600ml、ゴマなら50g。

どちらもそれだけで必要量を賄うのは無理があるんです。

 

カルシウム摂取というう面で考えれば

しらす干しとか桜エビとか、ヒジキとか、

いろんなものを食べるのがいいに決まってます。

それに吸収の良しあしもあります。

食べ合わせの良しあしもあります。

 

食べるものは単体ではなく相互の連携で

身体に取り入れられていくのですよね。

 

○○がたくさん含まれているもの、

という知識は重要ですが、

数字のマジックに惑わされすぎないよう、

気を付けたいものです。

 

 

 

 

*1:数値は覚えていなかったので食品成分表で調べました