こんにちは、ぱんだぬきです。
昨年、ホームベーカリーで
小さな角食パンを焼くのに凝っていたことがありました。
ホームベーカリー「だけ」で「オーブンなし」で焼きます。
そこのところが、ぱんだぬきの工夫です。
いつもの食パンのミニバージョンとか
下町の名店ペリカンのパンに似せて、とか
高級生食パン風とかです。
小さめの食パンでは物足らない、と
夫さんが言うので作らなくなり
しばらく忘れていました。
そこで、今日はペリカン風を
自分の備忘録を参考にして焼きました。
いつもの強力粉が手に入らなくなり
初めての粉の組み合わせです。
オーブンなしで角食パン
ホームベーカリーで焼く
ちょっとペリカン風の角食パン
正角一斤型 1400ml 一個
パナソニックホームベーカリー ソフトモード使用
(これは一番かっこよく焼けた時の写真です)
<材料>
強力粉(スーパーカメリア) 130g
薄力粉(バイオレット) 120g
砂糖 18g(大さじ2)
塩 4g(小さじ2/3)
インスタントドライイースト 2g(小さじ2/3)
バター 6g
水(氷水 2℃) 170g
(今回170gでは生地が柔らかすぎ、160gのほうがよいかも)
ソフトパンモードを使うのでドライイーストを使用。
室温が28℃と高いので、水は冷水を使用しました。
作り方
- イースト以外の材料をポットにセットし
ドライイーストはイースト入れにセット、ソフトコースをスタート。
- 3時間半にタイマーをセットする。これで焼きあがりの90分前です。
- ふた付き正角一斤型の内側にショートニングを薄く塗る
- タイマーが鳴ってから5分くらいで羽が回る音がする。
- 生地を取り出し(スイッチは切らない)、丸めをして15分おく。
- 打ち粉をして、麺棒でガスをよく抜いて伸ばし三つ折りにして
- くるくると巻いて綴じ、俵成形で型に入れ蓋をする。
- ベーカリーの底にプリン型を置き、型を入れる。
ポット固定用の爪のところに
-
プリン型をかぶせる。
- プリン型の上に型を乗せて、ベーカリーの蓋をする。
- 焼き上がりを待つ。
-
焼き上がったら、鍋つかみを使って型を取り出し、
- 網の上で冷ます。
焼き上がりです。
焼き色濃いめにしたのでちょっと強い焼き色です。
初めて使うスーパーカメリアとバイオレットで
いつものヨットとフラワーの組み合わせより
柔らかくべとつく生地で、扱いにくかったです。
それと少々ホワイトラインが大きすぎました。
生地の扱いやすさは水を160gにすればよいかと思います。
なにぶん、ホームベーカリーの自動焼きですので、
ホワイトラインが太いのは許すことにしましょう。
アルミプリン型をホームベーカリーの底にセットし
その上に正角食パン型を乗せることで
底に穴のない、ホワイトラインのある、
角食パンが焼けました。
ホームベーカリーから
ふた付きの四角い型を取り出す
ちょっと不思議な感覚です。
(パナソニックさんの許可を得た
ホームベーカリーの使い方ではありませんので
やってみる場合にはくれぐれも
自己責任でお願いします。
ぱんだぬきに責任は負えません、ごめんなさい)
ホームベーカリーの食パンを美味しくするには
一度生地を取り出して、成形することだと思っています。
格段にキメがそろい、羽穴が小さくなり、いい感じになります。
普通の食パンをセットし、
焼き上がり90~100分前にタイマーを掛けて
最終成形の時間で生地を取り出し、
ポットから羽を外して、
俵成形してポットにもどすと
ワンランク上のパンになります。
(最後にもう一度モーターが動く時間に成型終了して戻せるとよい)
取り出しのタイミングで忙しくて、
パンの相手が出来なければ、そのまま。
放って置いてもちゃんとパンが焼けますし、
パン生地の相手をする15分があるなら、
羽を外すといいと思います。
一斤型がない場合はこういう焼き方も。
こちらはぱんだぬき家のいつもの食パンのミニサイズ。
ホームベーカリーで
高級生食パンに負けない、
生クリーム食パンも焼いています。
生クリームを使えばバターいらずで
ふんわりしっとりきめ細かなパンになります。